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飲食店先輩経営者からのメッセージ

すでに飲食店経営者として活躍されている先輩経営者から後輩経営者に向けてのメッセージです。
これから共に飲食業界を引っ張っていく後輩経営者へたくさんのメッセージが寄せられています。

北海道の先輩経営者からのメッセージ

シバキチ カフェ

無理せず助け合い

南葉 恵理 氏

カフェ、レストラン
平成19年開業

飲食店勤務が長く、いつかは独立開業をしたいと漠然と思っていたが旦那様の一言がきっかけとなり開業に至る。現在の看板娘である柴犬の“シバキチ”と暮らしている事でコンセプトは当然“犬と一緒に来れるカフェ”。当初は広告も行っておらず集客できずにいたが店の前を散歩で通る人にチラシを渡したり、もともとやっていた犬繋がりのSNSに投稿したりと知らせる活動を行うことにより徐々に客足を伸ばしていった。看板メニューである牛すじカレーは圧力鍋で煮込み手の込んだ物になっており注文数も多い。カフェ以外にもワークショップやイベントを開催しており常に家族の一員である犬と一緒に楽しめる物ばかりでコンセプト通りに徹底して取り組んでいる。開業当初はムリしがちで2ヶ月休まず営業したが体調を崩し店を営業出来ない期間が出来てしまった。今では同じコンセプトで営業しているカフェ仲間との繋がりもあり相談できる環境がとても大切だと実感すると共に、今後も今のお客様を大事にして犬と一緒に楽しめるような企画を実行して行く。

せたカフェキッチンぷらす

プロである意識を持つ

杉山 康治 氏

カフェ、レストラン
平成24年開業

平成24年に札幌で開業する以前は東京で5年程飲食店を運営していたが2011年3月11日の震災を機に食の安心・安全について意識が高まり、北海道産食材の安全性に惹かれ札幌での開業を決意した。東京での開業では経験やノウハウが少なかったので自力で調べ取り組んだそうだ。飲食店は“お客様の命を預かる職業”なので化学調味料は一切使用していない。現在の店舗での看板メニューは“ビーフシチュー”などの煮込み料理で、ご夫婦で営業しているが、内装はお二人で、ホームページは奥様が作成しており自分達で出来る事は行うようにしているそうだ。経営理念は“お客様を喜ばせるプロである”、料理・接客など手を抜かず簡単にできる調味料は使用していない。今後は東京と北海道の違いをメニューや販売方法で修正していく事。後輩経営者へのメッセージとして初期投資を安くする努力と掛ける所は掛けるメリハリを付け、金利のかかるものは金利分も計算しトータルで考え、国の支援を100%受ける事。ネジ1本から金額を調べる気持ちで取り組む事により意識は高まるとエールを贈る。

カフェチセ ミナミナ

自分たちが楽しむ店

行平 久美 氏

カフェ
平成24年開業

カフェ店長として勤務していたが閉店を機に同店舗で勤務していた3名で開業した。以前の勤務先でお客様から現在の物件を紹介され、立地は悪いが格安で設備などを譲り受け出店コストをあまり掛けずにOPENできた。工事期間中から知人のアドバイスもあり自作のチラシを1軒1軒自分達の足でポスティングを行い挨拶して歩いた結果、近隣にお住まいの方や町内会が常連客になりいろんな事に協力してくれている。アイヌ語でチセは家、ミナミナはニコニコ笑うという意味でスタッフにとってもお客様にとってもニコニコ笑える家になっているそうで、スタッフが毎日出勤したくない店になるとサービスに影響が出てしまうので、まずは、スタッフが楽しんで、自分も楽しめる店作りを行っている。和寒のかぼちゃを使ったプリンやチーズケーキは和寒から直接仕入れるこだわりの人気商品。今後も美味しい料理・スイーツとニコニコでホッとできる場所を提供し続けていく事が目標である。後輩経営者へのメッセージは自分の直感を信じて、人脈を広げ開業後も横の繋がりは大切にしていくことと語る。

詩とパンと珈琲 Mon Coeur

「日常を過ごす人」と「文化オタク」を結ぶキッカケになればいい

高橋 宏文 氏

カフェ
平成21年11月開業 

近代美術館からほど近い閑静な立地に「詩とパンと珈琲 Mon Coeur」はある。7年目を迎える人気カフェだが、当初は当時住んでいた北区での開業を考えていた。物件が見つからなかったため円山エリアでもなく、桑園エリアでもないが「静かな場所で仕事がしたかった」という希望にあっていたことと、以前より美術館を訪れた際、近くに食事ができるところが少なく弁当を持参で芸術鑑賞していた経緯もあり、この場所に決めたそうだ。「文化オタクが集まるお店」という開業当初からのコンセプトを護りつづけている店内は、書籍や絵画をはじめ様々な作品が並んでいる。パンを目当てに来てくれる常連のお客様は「日常の食べ物」をもとめて来店する。店内には「文化オタク」の作品がズラリと並ぶ。一見交わらなそうな2つの要素が、違和感なく成立する「お店の空気」を必死で護っているという。今いるお客様一人一人を大切にし、下手に新しいことはやらないようにしているそうだ。それは、いつものお店に来てくれた「日常を過ごす人」がいつか、何かのキッカケで「文化オタク」と接点になればいいし、無理矢理ではなく自然な結びつきだから良い。WEBだけの世界でなく実際に「会うこと」「触れ合うこと」をができる、ここにしかない「お店の空気」を今日も、これからも護り続ける。

café 自休自足

食を通じて安心と喜びと学びのある、共に生きる社会を作る

南 ゆき 氏

カフェ
平成19年10月開業

板前の父親と、喫茶店を営む母親を持つ南氏にとって飲食業は常に身近なものだった。嫁いだ先もまた先代が亡くなるまで寿司屋を営んでいた。その寿司屋跡地の活用として「café 自休自足」は誕生した。準備期間もなく予算も時間も経験もない中で始めた当初は、大変な苦労がありながらも「素人だからこそ出来た」こともあったという。開業当初、今では看板メニューのひとつ「石焼ナベ」での提供は、父や夫から「意味がわからない」と言われることもあったそうだ。しかし、後々そのアイディアがメディアに取り上げられ徐々に認知されることになった。一方で開業2年目から始めた「実践・カフェ開業塾」は、今も月一回のペースで継続しており、延べ500人以上の参加者と30店舗を超える開業者が参加した。大変な取組みを続ける理由は南氏自身の経験が根源にある。開業以前に通っていた開業塾の仲間達が、なりふり構わず「自分のお店を作るように」手伝ってくれなければ開業できなかったという。「人との縁」の大切さを実感し、その「恩返し」は「助けてくれた人」だけでなく、これから「お店をつくりたい人」へ向け、南氏自身が「開業塾」を開催するに至った。人気店となった今でも「参加者との縁」を大切にしながら、「食」を通じて「安心と喜び」そして「共に学ぶ日々」をこれからも続ける。

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