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飲食店先輩経営者からのメッセージ

すでに飲食店経営者として活躍されている先輩経営者から後輩経営者に向けてのメッセージです。
これから共に飲食業界を引っ張っていく後輩経営者へたくさんのメッセージが寄せられています。

北海道 道北の先輩経営者からのメッセージ

(株)小滝アライブ 炭火焼肉 大手門  炭火焼肉 半蔵門

お客様には幸せを与える。そのために何ができるかを常に考えて32年

小滝 英博 氏

焼肉
昭和61年開業  

東京でサラリーマンを6年務めた後、食肉に興味があり食肉加工会社に入るために旭川に来た小滝氏。食肉加工会社ではアドバイザーとして肉のカットの仕方を教えるなど知識も豊富だったことや、業者として色々な飲食業を見てきた経験から、これからは焼き肉だと思い、32年前に炭火焼肉大手門をオープンさせたそうだ。
とにかく肉にこだわって美味しいものを出そう、と食肉加工会社だったプライドを持って営業してきたが、それでも開業後1年半はのれんをあげる度に、今日はお客さんは来てくれるのか、と毎日不安だったと語る。使う肉には自信はあるが、支持してもらえるのか、どうなるかわからない心配な気持ちはずっと持っていたが、数字をきちんと管理しながら、初心を忘れずに「お客さんを裏切らない」気持ちで続けてきたそうだ。
「美味しさは幸せ。一歩前へ」を経営理念に従業員を育てている。お客さんには幸せを与えましょう。
そして常に前を向いていかなければならない。という思いを伝えていると語る。
また小滝氏は常に「与える」ことを大切にしているそうだ。どれだけ自分が与えられるか。美味しいだけじゃない。美味しいは自宅で満足もできるので、従業員の態度や雰囲気が大切で、お客様に何を与えられるか、を常に考え、従業員にも伝え続けているそうだ。
旭川で32年、札幌で2店舗目を出して20年。人を育てることにも力をいれてきた小滝氏。
「関わった人に与えたい」何ができるか常に考えて与え続ける。それはお客様にはもちろん従業員にもその気持ちで接しているそうだ。
これから始められる方にも、「自分は何を与えられるか」「ギブ」の気持ちを忘れなければ成功するでしょう。とエールを贈る。

呑み食い処 ふく

女性ならではのおもてなしの心を、忙しい時にこそ意識して

代表 西谷 さやか   氏

居酒屋
平成24年  

創業60年近い老舗のお店「呑み食い処ふく」のオーナー西谷氏。
このお店が好きで、2代目のオーナーの時に従業員として働いていたところ、「あなたにこのお店を引き継いでほしい。」と言われ、悩んだ末、お店への愛に後押しされるように大好きなこのお店の3代目オーナーとなり、6年目を迎える。
昔からのお店の雰囲気を大切に、「今までのまま」をベースに、メニューは自分なりにプラスしながら、老舗の味を守り続けているそうだ。使われていた身から使う身になり、従業員のことを考えたり、経理などのお金の流れも一から学ばなければならない大変さはあったが、なによりもこれまで8年務めてきたことが生かされたそうだ。
看板メニューは、目の前で焼く炭火焼と、昔からの味のおでん。ここが好きだからこそ、昔からの味を守り、続けていくことを大切にしていると語る。接客面では、前オーナーからの教えでもある「忙しい時こそお客さんを大事に」という気持ちを大切にしているそうだ。また、自分の家にお客さんを呼んだらおもてなしをするように、飲み物を出したりお菓子を出して、お皿が空になったら果物に変える、そういった自宅でやるようなおもてなしを、お店でもお客様を見て気遣い気配りを大切にすること。という教えを胸に、女性ならではのおもてなしの心を大切にしているそうだ。
これから飲食店を始められる方には、謙虚な気持ちも大切に、他のお店の素敵なところを学んでいく気持ちを常に持ち続けていると、たくさんの学びがありますよ。と自身の体験からエールを贈る。

株式会社 小滝畜産   旬肉と旬菜 とはち

人との繋がりを大切にしながら、学び続けたあっという間の5年

代表 小滝 達也  氏

肉料理
平成25年開業 

老舗の食肉加工会社を経営している小滝氏が、肉料理のお店としてオープンした『旬肉と旬菜とはち』
オープン時は、周りからの急な話だったため準備が間に合わず、宣伝ができるような状態ではなかったと語る。現在、フ-ドアドバイザー協会でコンサルタントとして飲食店経営について学んでいる小滝氏は、当時を振り返ると、住宅を専門としている工務店に店舗の工事をお願いしたが、住宅のデザインと店舗デザインは全く違うこと。ドリンクスペースやスタッフや料理人の導線など、やってみないとわからないことがたくさんあったことで、店舗のプロの知恵を借りる大切さを感じたそうだ。
「美味しいを、笑顔に」を経営理念に、「美味しい」だけではなく、美味しいを笑顔に変えてくれる。食べることによって健康になったり笑顔でいられる。そんな食を大事にする思いから、食塩は精製塩ではなく、岩塩や天然塩を使用して、化学調味料や冷凍食品をできるだけ使わない努力をしているそうだ。
食肉店が直営する肉料理のお店として、肉料理を色々な角度から楽しんでもらえるよう、肉せいろやTボーンステーキなどの人気メニューをかかえる。今後の展開としては、店舗を拡大させて旭川の飲食店も一緒に盛り上がるようなお店をつくっていきたいと語る。
これから始められる方には、取引業者さんとは、ぜひ良い関係を築いていくことを勧めている。専門のアドバイスをもらえたり、良い情報が入りやすくなったり、宣伝してもらえるなど、仲間になっていることで応援してもらえることもたくさんあるので、ぜひスタート時からコミュニケーションを大切にして良好な関係で進めてほしい。また、開業前の準備が何よりも大切なので、しっかり計画を立てて、分からないことはプロの力を借りてがんばってほしいとエールを贈る。

流鏑馬 YABUSAME

腹をくくって、やぶさめのように一発勝負で絶対に的に当てる思いで開業 

代表 岩間 鉄兵  氏

居酒屋
平成22年開業

居酒屋の店長を5年務め、さらなるステップアップとして自分でやってみたいという思いが生まれ、7年前に独立した岩間氏。小さめでお客さんと身近に接することができる密着型のお店を裏路地でやってみたい、と開業した。
当時は、女子会ブームの時代だったが、あえて昔ながらの酒場のような料理を食べられる、ちょっとおしゃれなお店にしたいという思いで、小上がりもカウンターの椅子も手作りし、店内の装飾も流木を拾ってきて作るなど、約2か月かけて自分で手掛けたそうだ。
ここまで継続してこれた秘訣としては、高校時代からの接客経験や、東京で美容師として徹底して叩き込まれた接客技術が今に生きていることを感じている。常連のお客様が多く、お客様に支えていただいていると感謝の気持ちを忘れない。
午年生まれの岩間氏が、やぶさめのように馬に乗って走りながら一発勝負を絶対に一発で決めるという強い思いを持ってつけた店名のとおり、腹をくくって絶対に成功する、絶対に的に当てるという気持ちが経営者としては大切だと語る。
こから始められる方には、経営する以上は売り上げを作るというお金のことは大事だが、楽しんでやることこそ、結果につながることに目を向けてほしい。人生の半分以上はお店に使うのだから、その時間は自分がやりたいことをやれる、こうやったらこんなお客さんが来てくれるかな、とワクワク感をもって、楽しく考えながら、がんばってほしいとエールを贈る。

焼き鳥 どつぼ

一度来店したらツボにはまって何度も来たくなるお店を目指して

代表 伊藤 勲  氏

居酒屋
平成28年開業 

ホテルでのフロント勤務、レストランでのホール勤務を経て、調理場で和食料理の料理人を務めたことで料理の面白さを知ったオーナーの伊藤氏。その後は割烹料理屋で本格的に料理を学び、料理が本当に好きなことに気づき、3年半務めた後、多国籍料理の居酒屋で7年、ここでは料理だけではなく仕入れなど様々な仕事をさせてもらったそうだ。たくさんの経験を積んだことで独立を考え、焼鳥屋さんで3年修行をした後、焼き鳥をメインにしたお店で独立した。
サラリーマンが気軽に寄れるお店にしたいとオープンしたが、女性客も多いなど、幅広い層のお客様にお越しいただき、ジンジャーナッツやエノキシシトンなどオリジナル創作串が人気を呼んでいるそうだ。
お店は活気があり、一人で来ても楽しめるように、お店のスタッフ全員でお客様を楽しませるエンターテイメントのような接客を心がけていると語る。
新規で来店いただいた方には、良い意味でどつぼにはまったくらい何度も来たくなるほど楽しんでもらいたい、という思いで店名をつけ、スタッフ全員がその思いを共有しているそうだ。接客には力を入れていて、全員が気配りができて痒い所に手が届く接客を意識し、経営者としては、誰よりも明るく元気な声で!活気あるお店を意識している。
これから始めたい方には、飲食店は楽しんだもの勝ちなので、自分も心から楽しむことでお客様にも楽しんでもらう、その気持ちを大切にしてほしい、とエールを贈る。

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