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飲食店先輩経営者からのメッセージ

すでに飲食店経営者として活躍されている先輩経営者から後輩経営者に向けてのメッセージです。
これから共に飲食業界を引っ張っていく後輩経営者へたくさんのメッセージが寄せられています。

三重の先輩経営者からのメッセージ

三重うまし国横丁

三重の美味いもので、まちづくり・ひとづくりを進めています!

吉田 金二朗 氏

郷土料理居酒屋
2014年1月

学校卒業後、10年以上、様々な仕事を経験し、前職では不動産会社に勤務していたとの事。その際、まちづくりに関わったのがきっかけで、本格的にまちづくりに取り組みたいと思うようになり、それには、まちや人に関わる事が多い、飲食店が一番と考え、お店を開業する事にしたのだという。

開業当初は、三重の物を食べたいという人もお店も少なかったが、地元の食材を発掘し、それを料理として提供する事で、県外から働きに来ている方や、県外に住んでいる方に、もっと三重の魅力を知ってもらいたいという思いで立ち上げたお店。三重の美味いものを紹介する、アンテナショップという位置づけだ。今では週末は約3割が県外からのお客様だという。

個々の食材をそれぞれの生産者さんと直接取引していることが多いので、開業当初は、安定供給に苦労したそうだ。そもそものスタイルが食材ありきで店づくりをしているので、この点はある程度やむを得ないと思っているとの事。その代わり、地元の生産者さんにはきちんと還元できるシステムになってきていると、社長。

人気のメニューは「伊勢まぐろ」。ほぼ100%注文していただけるそうだ。あとは旬の魚の焼き魚が人気との事。

これまで続けてこられたのは「地域・郷土の活性化」に加えて「人材育成」に特に力を入れてきたからではないかとのお考えだ。今時は料理だけではダメで、お店の居心地感とか場の魅力が重視される時代。それには、接客技術はもちろん、お店の思いを発信できる、スタッフの存在が欠かせないとの事。
今、会社では、社員はもちろん、アルバイトも目標をきちんと持って、スキルアップできるよう、無料で様々なセミナーに参加できたり、就活インストラクターを社内においてサポートをしたりしているそうだ。これにより、人材不足の問題もいい循環が生まれてきているという。

今後は、温泉事業・宿泊事業を考えているとの事。元々宿場町だった地元をもっと活性化したいとのお考えだ。

これから始められる方へ
出店がゴールになってしまっている方が多いが、これは絶対やらないでほしいとの事。ちゃんと理念を持って、事業を通して何をするのか。どういうふうに地域貢献をしていくのか、といった事を明確にしないでスタートするのは非常に危険。強い理念があれば絶対あきらめないし、ブレないはずなので、開業前にきちんと固めてスタートして欲しい、とエールを贈る。

おんどる

地域に必要とされるお店、愛されるお店を目指しています!

金 龍植 氏

焼肉・ホルモン
2002年4月

実家が焼肉店を経営。しかし次男という事もあり、大学卒業後、2年ほどサラリーマンを経験。その後、実家が忙しいとの事で地元に戻り、お店を手伝ったのがきっかけで、自分でもお店を立ち上げたのだそうだ。
学生のころからずっと手伝いをしていたので、お店の運営については一通りわかっていたし、仕入れのルートもあるので、思い切って決断したのだという。

1号店は郊外店だったのでスタートは苦戦。最初はほとんど寝ないで働いていた時期もあったそうだ。若かったし、飲食という仕事が好きだからできた事。と社長。

韓国の床暖房にちなんだ店名のとおり暖かいお店、人が自然に集まるお店を目指しているとの事。

独自のルートで仕入れるフレッシュなホルモンが大人気。一頭買いをしているので、希少部位が提供できるのも魅力の一つだという。

これまで続けてこられたのは、地域に必要とされるお店づくりを意識してきたからではないか、と社長。魅力あるメニューの提供や心のこもった接客はもちろん、地元の飲食コミュニティをつくったり、地域でフットサルーチームを作って活動したり、毎月1回、地域のゴミ拾いも10年ほど続けている。こうしたお店以外での取り組みも含めた、トータルな活動が地域で必要とされるお店、愛されるお店になる事だというお考えだ。

経営理念は「お客様に喜んでもらうことが自分たちの幸せになる」地域に必要とされるお店づくりをしていけば、お客様に喜ばれ、自分たちの幸せにつながる。と、社長は語る。

今後は、人の問題がますます厳しくなっていく。お客様の取り合いよりスタッフの取り合いが激しくなってくるとの事。今は、働くスタッフの環境整備に力を入れているのだという。

これから始められる方へ、
個店の経営は気合で頑張ればどうにかなるとは思うが、せっかくやるなら、地域の食文化を発展させる店づくりとか、人が育つ店づくりとか、大きな志を持って取り組んでほしい。と、エールを贈る。

ゑにし

“価値”と“幸福”を作り続ける事を目指しています。

早川 陽介 氏

串揚げ居酒屋
2008年5月

学生時代から、自分で事業を起こそうという気持ちが強かったのだという。居酒屋でのアルバイトをきっかけに、身近に感じた飲食で起業をしようと決意。しかし、違う世界も体験する必要があると思い、一旦は一般企業に就職して営業職を経験。その後、居酒屋で3年ほど修業した後に独立開業したとの事。

地元ではない場所での出店だったため、周りに友人知人も少なく、オープン当初は、夕方5時から朝5時まで店を開けて、何とか成り立つという感じだったそうだ。
軌道に乗ったのは、隣のお店が開いたので、思い切ってそちらも借り、店を広げてから。広げた事で、提供できる料理やサービスも幅ができ、お客様も増えていったのだという。

お店も人通りも少ない場所だったが、ぎりぎり徒歩圏内である事や、大手が出てこない場所という判断で出店を決めたのだそうだ。お客様をつかめば、競争がほとんどないので強い。ちなみに、創業の時は、基本いい場所には出られないし、出る必要はない。一等地は競合も多いので、強い店じゃないと勝ち目はない。創業店舗は一見悪立地に見える場所を探すのがいい。と、社長。

看板メニューはもちろん串揚げ。お刺身もメニューにあるがあまり出ないので、思い切って原価で提供しているとの事。串揚げ屋なので、お刺身はサービスメニューという位置づけ、広告宣伝と考えて提供しているのだという。

これまで継続してこられたのは、
1.固定費の削減 2.変動費の削減 3.売上アップ 
という順番で手を打ってきたから。と、社長。1と2がうまくいけば、売り上げが上がってくるのだそうだ。現状の固定費を当たり前と思わないで、きちんとみなおす。変動費は今のお店の価値(料理やおもてなし)を下げずに節約できることを考えるのがポイントだという。

お店のミッションは「価値と幸福を作り続ける集団であれ!」
要は、世の中から必要とされるお店になろう!ということ。必要とされるためには「価値」と「幸福」を提供し続ける事だ。というお考えだ。

今後は、社員が勤めあげられる会社にする事が目標なのだそうだ。そのために会社を大きくして、ポストを増やし、ベテランが活躍できる場所を作っていきたいとの事。社員みんなが、いいゴールが迎えられる会社。安心して働ける場にしたい。と、社長は語る。

これから始められる方へ、
やりたい事をやるより、やるべきことをまずやることが大切。やりたい事=夢を実現するために、まずなにをするべきかを考えて行動してほしい。と、エールを贈る。

みその

人と人とのつながりを大切にして半世紀、地元で一番愛されるお店に!

福森 雅人 氏

お好み焼き 和食
1970年

祖父の代から飲食業をやっていたが、以前、テナントで入っていた場所の老朽化に伴い、2000年11月に、現在の場所に移転。鉄板居酒屋としてオープンしたのだという。
父親が和食の料理人なので、お好み焼きもお刺身も出せる、大箱のお店で、当時は特に地方では人気があり、順調なスタートだったそうだ。

2002年の道交法改正から、個人客が急激に減ってきたが、マイクロバスの送迎も完備していたので、徐々にもどってきた。影響は一時的だったとの事。

三重県伊賀市という場所柄、土日は観光客の方が多く来店され、伊賀牛ステーキなどが結構売れるのだそうだ。

これまで継続してこれた理由は、
常連のお客様に支えられてきたからこそ。例えば道交法の改正など、色々な要因
があって一時的にお客さまが減ったが、そうなっても、特になじみのお客様は変わらず来てくださったという。

お店としても、なじみのお客様のお子さんやお孫さんの話を覚えていて、声掛けしたりさりげなくサービスしたり、という事を徹底。地域の方とのおつきあいを大切にしてきたのだそうだ。お付き合いがきちんとできていれば、お客様が世代交代してもつながっていくもの。

座右の銘は、人と人とのつながりを大切に。
お客様ももちろんだが、スタッフにも気持ちよく働いてもらう事を意識している。
親御さんからも感謝されることもある。また、地域との交流を深めるため、中学の職業体験の場所としても提供しているのだそうだ。

今後の展開、
伊賀ブランドのメンチカツを申請中。イベントや、テイクアウトに展開できる。また息子がワインの勉強中なので、戻ってきたらワインバルのようなお店もできたらいい、と女将は語る。

これから始められる方へ、
最初は自分と家族で始めるなど、小さなお店からスタートした方がいい。
色んな人に教えてもらってすこしずつ取り入れて行き、広げていくのがいいとの事。
また、健康第一なので、若くても健康診断は定期的に受けましょう!とエールを贈る。

泡盛と串カツのお店 がきんち

泡盛と沖縄料理で、日々の疲れを癒してください。

石垣 達也 氏

居酒屋、串かつ
2009年開業

料理好き、お酒が好き。人としゃべるのが好き、ということで、漠然と居酒屋経営を考えていました。一度は就職(製造業)しましたが、違うと感じ、20代前半で好きだった沖縄に旅に出ました。そこであるお店に出会い、その安さとおいしさに感動し、25歳の時に改めてそのお店に勤めることを決意。丸2年の修業の末、地元に戻り、アルバイトをして貯金したり、融資もおりて無事に開業できたのが、2009年10月です。
お店のコンセプトは【日々の疲れやストレスを癒す場。日常のすぐそばにある、非日常を味わう場所】ターゲットは30-50代のサラリーマン。実際今も90%が男性客。看板メニューは「串カツ」。そこに、ちょっと沖縄料理。これが非日常感を生み出してくれています。
継続してこれた秘訣は、ある時から、Web販促の活用で、仕掛けて集客できるようになった事。グルメサイトやグルメ口コミサイトをこまめに更新しています。Facebookはお店のページより、個人アカウントの方が集客できています。
経営理念は「ラブ&ハッピー」他者への愛、自己への愛。これを貫けばハッピーがやってくる、という意味です。
今後の展開というか最終的には、沖縄で、居酒屋併設の宿をやること。お世話になっている沖縄に恩返しをしたい。四日市と沖縄を結ぶ架け橋になりたい。という思いがあります。
モットーは「あきらめない」です。何かを決めたらそれができるまでやる。決してあきらめない。この姿勢が成功につながると思います。

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