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飲食店先輩経営者からのメッセージ

すでに飲食店経営者として活躍されている先輩経営者から後輩経営者に向けてのメッセージです。
これから共に飲食業界を引っ張っていく後輩経営者へたくさんのメッセージが寄せられています。

和田泉

創業50余年の伝統と新たな挑戦で、お客様の“美味しい”を追求しています。

和田 仙一 氏

うどん・和食
1963年

実家がうどん屋を経営していたので、子供のころから飲食店は身近な存在だったとの事。しかし、最初は継ぐつもりはなく、学校卒業後企業に就職してサラリーマンに。しかし、2年ほど勤めた後、組織で働くより自分で事業をやりたい、という思いが強くなり、お店を継ぐことを決意。会社を辞めて1年半ほど他のお店で修業したのち、実家のうどん屋に入ったのだそうだ。

最初は父親と衝突が多かったが、社長が考案した新メニューのヒットなど、結果を出すことで、だんだん任されるようになり、6年ほどから名実ともに二代目としてご活躍との事。

看板メニューは、醤油カツ丼、とカレーうどん。どちらも社長が開発し、人気メニューに育てたものだ。

これまで続けてこられたのは「我慢」ができたからだ、と社長は語る。安易な安売りは絶対しない、個店専門店は価格競争に決して乗らない事。そのうえで、自店でしか食べられないメニューを開発する。これがまずベースになるとのお考えだ。
そこでしか味わえない一品を開発するのは時間がかかる。また新メニューはお客様に浸透するのに時間がかかる。ここが非常に苦労する。まさに我慢なのだという。

味覚は十人十色なので、自分が本当に美味いと思うものを世に出すことが大事。万人受けする必要はない。4割のお客様が共感してくださったら成功。5割だったら行列のできる繁盛店だそうだ。そうなれば今時はSNSなどでお客様が広めてくださる。
この流れができれば、回っていく。あとはスタッフ教育をしっかりやる事で、安定した集客が見込めるようになるのだという。
ちなみに、醤油カツ丼はリピート率70%の超人気メニュー!しかし、この流れを作るのが大変。醤油カツ丼も人気に火が付くまで2年かかったそうだ。

今後は、強い商品をパッケージ化して、FC展開を考えているとの事。また、お店やネットでの物販も検討中なのだという。

これから始められる方へ、
まずは、できるだけ多くのお店に食べに行く事。美味しいまずいじゃなくて、人気のメニュー、売れている理由をしっかり分析する事が大切。味の評価はあくまでお客様がするものなので、まずはお客様に受けている要素をしっかりつかんでほしい。とのお考えだ。また、経営者同士のコミュニティには積極的に参加する事もおススメだそうだ。様々な経営者との交流は非常に勉強になるので、是非心掛けてほしい。と、エールを贈る。

Lolly4

キッズルーム完備の雑貨カフェでお寛ぎください。

小倉 智美 氏

ハンドメイド雑貨&カフェ
2014年9月

元々、服飾関係のデザイン学校に通っていて、モノ作りが好きだったという。しかし、学校卒業時は就職難で、飲食店などでアルバイトをしていた。その後結婚して、お子さんが生まれ、仕事を辞めて家庭に入る事に。しかし、子育てをしているとなかなか社会とつながる機会がなく、視野も狭くなっていく気がしたので、子育てが一段落した時に、雑貨のハンドメイドを始め、あるカフェに雑貨の委託販売を始め、世界が広がった。同時に自分もいつかそういうお店をやりたいと思ったのだそうだ。

お店は、家族の起点になる場所にもしたいと考え、自宅と店舗が一体になった物件を探し、今の場所で開業。子育て中のお母さんの交流の場、ハンドメイド作家さんの発表の場としてスタートしたが、自身の調理のスキルが思ったより足りなかったので、提供スピードもクオリティも当初は満足いくレベルではなかった。そのため、価格設定も弱気になってしまったという。

人気メニューは、お子様連れが多いので、キッズメニューの「うさぎさんカレー」。

これまで続けてこられたのは、まずは、支えてくれた、ご主人とお子さんのおかげとの事。あと、地域のハンドメイド作家さんのコミュニティの取りまとめをしているので、その仲間たちが、お店を紹介してくれているのだそうだ。

大事にしている事は、人と人との絆。自分一人では生きていけないので、お客様も家族もスタッフもハンドメイドの仲間もみんな大切なのだという。

今後は、親族が焼肉店をやっているので、韓国料理が食べられるオシャレなカフェをやってみたい。とのお考えだ。

これから始められる方へ、
主婦や脱サラで始められる方は、まずはお店の厨房で働く事をおススメするとの事。プロの現場をできるだけたくさん体験してほしい。と、エールを贈る。

和食 和

本格和食とお酒を気軽に楽しんでください。

吉野 和彦 氏

和食居酒屋
2016年2月

中学生の頃、寿司屋さんにあこがれ、高校卒業後は調理師学校に進み、その後あるお寿司屋さんで働いたのだそうだ。しかしそのお店は寿司と和食にわかれていて、最初は和食の方に配属になった。その後和食の楽しさを知り、和食を本格的に学びたいと思い、寿司屋を1年で辞めて、料亭に修業にはいったのだという。そのお店で約5年。さらにその後ホテルの和食店で5年ほど修業したのちに今のお店を開業。

「本格和食とお酒を気軽に飲み食べできるお店」がコンセプト。ターゲットはビジネスマン。実際8割は近隣のオフィスに勤めるサラリーマンがお客様なのだという。

開業から1年半たって何とか収支がプラスになってきた。お客様にいかにリピートしていただくか、という事を最優先に考えて続けてきたのが良かったのだと思う。と、ご主人は語る。

看板メニューは、新鮮な魚介や干物、和牛などをアツアツの石でお客様が自分で焼いて楽しむ「石焼き」。

これまで続けてこられたのは、人に恵まれた事。何かとアドバイスしてくれた先輩や、ついてきてくれたスタッフのおかげだという。もちろん、いいお客様にも恵まれ、大変感謝している。とご主人。

大事にしているのは、気軽に使っていただくお店だが、調理には決して手を抜かない事だそうだ。

今後は、ケータリングなどもやっていけたらと考えている。まずこのお店でしっかり売り上げを上げて、任せられる人材を育て、ゆくゆくは2号店も出したいとのお考えだ。

これから始められる方へ、
自分なりの考えはしっかり持ったうえで、(実際にお店を経営している)先輩の意見にも耳を貸す余裕を持ってほしい。と、エールを贈る。

バズカリー花車

時代に合わせて、地域性を見極め、客層を熟慮したうえで隙間を狙う!

松島真紀子 氏

カレー
平成5年開業

  40代後半にさしかかった頃、今後の人生をどう生きるべきか悩み考えた末に独立開業を志向し、とある喫茶店でアルバイトとして修業に入る。2ケ月程経験を積んだ後、1年間の条件付きテスト営業を経て、物件譲渡の形で平成5年に開業した。開業当初は、喫茶店業態が下火になりつつあった時代背景で、固定客常連客がそのままお店についてくれていたが、客単価の低いコーヒー・軽食だけでは将来は頭打ちになると思い、喫茶メニューから食事提供を重視した構成に切り替えていったそうだ。人気メニューはルーカレーで5種類ほど開発し、更に改装し席数を増やし席効率を高め収益性を上げていった。そんな折、ご縁から“スープカレー”と出逢い遠くからでもお店に来てもらえるような強いスープカレーを目指して研究を重ねた。努力の甲斐あって一躍人気メニューとなり、FCで出店したいと声がかかり、一時は10店舗ほどまで増えたそうだ。味にこだわり続けた結果、現在は道の駅などに卸売りなども行うほどで、人気は今も健在だ。長く継続する秘訣は、時代に合わせて、地域性をしっかり見極め、客層を熟慮したうえで隙間を狙い変化させ続ける事だそうだ。今後はこの味を愛して下さるお客様の為に、信頼できる方があれば継承することも視野に入れ、出来る限りお店に立ち続けたいと考えている。

海鮮焼肉 風雅

最後まで試行錯誤してやれることは全てやる

松田純宣 氏

焼肉
平成19年開業

 いつか自分のお店を持ちたいと考えていた。サラリーマン時代に飲食事業部にて和食料理や接客サービスを勉強させてもらい、平成19年に開業した。この近隣には、内装にこだわった高級感のある焼肉店がなく、VIPルームを備えた接待に使えるお店を前面に出した店作りだ。開業後2~3年は集客に苦戦した時期もあるが、“やめるのは簡単だけど何がダメなのか最後まで試行錯誤してやれることは全てやる”意識で努力した結果、国産A5ランクの黒毛和牛を中心にした商品とおもてなしで徐々に近隣の年齢層が高めのサラリーマン達に受け入れられていった。常に周囲に助けられ、常連さんが口コミでお客様を紹介していただきながら今に至ったのだとあくまでも謙虚だ。経営で大事にしている事は、料理の満足度・おもてなし・スタッフそしてお客様第一主義だそうだ。今後は、現在の店舗をしっかりと運営し、ケータリング事業にも力をいれ、多店舗も視野に入れた展開を行っていく。

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